6月25日(木)から7月9日(木)まで、八重洲文具室では「モリイチの歴史」展を開催します。
明治5年(1872年)に畳表と会社調度品を扱う万屋森市兵衛商店として創業してから、
現在までの143年のモリイチと文房具、そして京橋近辺の街の歴史を年表と写真で振り返ります。

加えて、その当時に実際に売られていた文房具の実物も参考展示します。
写真も明治5年の創業当時や、その後のモリイチの店舗の変遷など、貴重な資料が揃っています。
また、昭和39年、当時の社長である森元雄氏の欧米の文具店視察旅行で撮影された
当時のヨーロッパの文具店の写真もパネル展示します。

他にも、1952年から21年間、出版し続けた「モリイチカレンダーメモ」の実物も展示。
当時の一流画家やデザイナーと組んだ日記帳の数々を手に取ってご覧いただけます。
さらに、モリイチアートクラブの機関誌であり、画家やデザイナーといった会員が一人一冊を担当して製作した、まるで画集のような小冊子「TEXT」も展示。
明治から続く老舗文房具店の歴史を通して、時代の流れと、それでも変わらない考え方や街の空気を感じていただければと思います。

皆様、お誘いあわせの上、ご来店お待ちしております。